宝くじ売上、22年度2.3%増 ネット専用「クイックワン」好調

宝くじ売り場

 宝くじの2022年度の売上額は8324億円で、前年度から2.3%増えたことが12日、総務省の集計で分かった。22年度から販売を始めたインターネット専用くじ「クイックワン」や、数字選択式の「ロト7」が好調だった。5種類あるジャンボくじのうち「ドリーム」「バレンタイン」も伸びた。

 クイックワンはインターネット上で購入し、ゲームにチャレンジするとすぐに当たりが分かる。若者が購入しやすく、154億円を売り上げた。

 ロト7は18.2%増の1271億円だった。「キャリーオーバー」で賞金が高額になり、購入意欲が高まったとみられる。

 ジャンボくじ5種類の合計は、1.9%増の3137億円。

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