ラジオの聴取率とは?スペシャルウィークについても解説!

ラジオの聴取率とは? その調査方法や算出方法、テレビの視聴率との違い、スペシャルウィークについても解説します。

ラジオの聴取率とは?

聴取率とは「ラジオ番組を聴いている人がどの程度いるか」を調べたものです。

聴取率は、何人が聴いていたのかを個人単位で集計し、番組が放送されている地域の人数に対してのパーセンテージを算出します。ラジオの受信機は普通のラジオにとどまらず、車内に搭載されたものや携帯型のものなど様々なものがあり、機械では調査できないため、個人に対して「どの時間帯にどの番組を聞いたか」というアンケートを取得する形で行われます。

聴取率は、地域ごとに異なりますが、定期的に調査されます。首都圏を含む関東地域では、偶数月にそれぞれ1週間調査されます。関西や中部地方では3ヵ月に1回、その他の地域では半年に1回ですが、どの地域でも必ず1週間は実施されます。なおどの地域でもFM局・AM局が共に存在するため、各局合同で調査することがほとんどです。

テレビの視聴率とラジオの聴取率の違いは?

テレビの視聴率とラジオの聴取率の最大の違いは、視聴率が「世帯」での視聴数を元に算出しているのに対し、聴取率は「個人」での聴取数を元に算出している点が挙げられます。

計算のために、4人家族が2世帯ある地域を例に説明します。テレビの視聴率は、4人家族が全員同じ番組を観ていなくても「誰か1人が観ていれば1視聴あった」とカウントされます。2世帯の内1世帯が観ていれば「1視聴数÷2世帯で、視聴率は50%」となります。ラジオの聴取率は、テレビと同様に一方の世帯で1人があるラジオ番組を聴いていると仮定し、2つの世帯を対象に聴取率を計算すると「1聴取数÷8人(4人が2世帯)のため、聴取率は12.5%」となります。

このように同じ人数が聴取/視聴していても異なる数値が出ることから、視聴率と聴取率は単純に比較できないと言えます。日本での聴取率の調査は、かつては調査会社のニールセン株式会社と株式会社ビデオリサーチの2社が行なっていましたが、現在では株式会社ビデオリサーチのみが調査を行なっています。

スペシャルウィークとは?

スペシャルウィークは、前述の「ラジオの聴取率を調べる期間」を指します。スペシャルウィークと通常放送との違いは、「ゲストやプレゼントが豪華」という特徴があります(※放送局や番組の意向によって異なります)。

2024年2月度スペシャルウィーク情報まとめ

1月29日(月)から2月4日(日)までの1週間、主に首都圏のラジオ局でスペシャルウィークが開催されます。各局で注目の情報をピックアップしました。

文化放送

文化放送では『おとなりさん』や『くにまる食堂』、『大竹まこと ゴールデンラジオラジオ!』など、 各番組に話題のゲストが続々登場するほか、特別企画やプレゼントをお届けします。

ニッポン放送

ニッポン放送では、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさん35年ぶりに『オールナイトニッポン』に登場。そのほか、『オールナイトニッポン MUSIC10』とNHK『ラジオ深夜便』による夢のコラボ企画が行われます。

TOKYO FM

平日朝の情報番組『ONE MORNING』では、本田仁美さんやFANTASTICS(八木勇征さん・佐藤大樹さん)、高野洸さん、INI、IMP.ら日替わりスペシャルゲストからのコメントをオンエア。8時台には鬼頭明里さん、DXTEEN、ReoNaさんらが登場します。

ラジオ日本

2023年12月に開局65周年を迎えたラジオ日本では、『加藤裕介の横浜ポップJ』と『夏木ゆたかのホッと歌謡曲』との連動企画「ポップ!ホッと!キーワードクイズ」を実施。それぞれの番組から発表されるキーワードを答えてくれた人の中から、抽選でクオカード5千円分を毎日プレゼントします。

bayfm78

1月31日(水)放送の『シン・ラジオ-ヒューマニスタは、かく語りき-』では、水曜ヒューマニスタ・関根勤さんの芸能生活50周年お祝いパーティを開催。関根さんが座長を務める舞台「カンコンキンシアター」のメンバーから、キャイ~ン・ウド鈴木さん、飯田あすかさん、丹丹ミホさんがお祝いに駆け付けます。

FMヨコハマ

FMヨコハマでは、『ちょうどいいラジオ』や『PRIME TIME』を始め、各番組がスペシャル企画を盛りだくさんでお届けします。スペシャルウィーク期間中は「FMヨコハマ ドラゴンステッカー」を大放出するキャンペーンも実施されます。

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この記事を書いた人

radiko編集部

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