今季J2で3位の東京Vが名古屋からMF甲田英將を育成型期限付き移籍で獲得! 「ストロングは両足を使ったキレのあるドリブル」

[写真:©︎J.LEAGUE]

東京ヴェルディは12日、名古屋グランパスからMF甲田英將(19)を育成型期限付き移籍で獲得したことを発表した。期限付き移籍期間は、2024年1月31日まで。同期間中は、名古屋グランパスと対戦するすべての公式戦に出場できない契約となっている。

名古屋グランパスU-12から名古屋のアカデミーに在籍していた甲田は、2022年シーズンにトップチームに昇格。2022年2月のJリーグYBCルヴァンカップの清水エスパルス戦でトップチームデビュー。昇格2年目となった今シーズンはここまで明治安田生命J1リーグ2試合を含め、公式戦7試合に出場している。

また、U-16日本代表から各年代の世代別チームを経験しており、昨年はU-21日本代表としてドバイカップU-23にも出場していた。

東京Vへの育成型期限付き移籍が決定した甲田は、両クラブの公式サイトを通じて初の移籍への思いを口にしている。

◆東京ヴェルディ

「東京ヴェルディのファン・サポーターのみなさん、初めまして!名古屋グランパスからきました甲田英將です!」

「自分のストロングポイントは両足を使ったキレのあるドリブルです」

「少しでも早く試合に出てJ1昇格に貢献できるように、そして、ファン・サポーターのみなさんの声援に応えられるように全力で頑張ります。応援よろしくお願いします!」

◆名古屋グランパス

「名古屋グランパスファミリーの皆さん、いつも熱い応援本当にありとうございます。このたび、東京ヴェルディに育成型期限付き移籍することになりました」

「この1年半は、結果を出しグランパスに貢献することがなかなかできず、悔しい思いをすることが多くありましたが、たくさんの方々の支えがあり成長することができました。ありがとうございました」

「違うステージに行くことになりますが、試合に出続け結果を残し、大きな戦力として名古屋グランパスに戻って来られるように頑張ります。応援よろしくお願いします! 」

15年ぶりのJ1昇格に向けて3位と好位置につける東京Vでは、右サイドで主力を担うMFバスケス・バイロンが存在感を放つ一方、ドイツ人FWマリオ・エンゲルスのフィットの問題もあり、個人技で局面を打開できるアタッカーは補強ポイントのひとつ。そのため、先日に2023年JFA・Jリーグ特別指定選手として承認された2025シーズン加入内定の東洋大学MF新井悠太と共に攻撃の起爆剤としての活躍が期待されるところだ。

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