LINE、証券業務から撤退 野村に口座移管、24年中

スマートフォンのアプリを使ったLINE証券の株取引のデモ画面=2019年8月、東京都港区

 LINE(ライン)の金融事業子会社は12日、株式取引を仲介する証券業務から撤退すると発表した。インターネット証券「LINE証券」の証券口座を、サービスを共同運営する野村証券に移管する。2024年中の完了を予定している。

 LINE証券は存続し、外国為替証拠金取引(FX)業務に集中する。

 LINE証券は19年8月にサービスを開始した。安い手数料を強みに投資初心者や若年層を取り込み、証券口座数は22年9月末時点で150万超となっていた。

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