こんにちは、タンタンです。
雨のお散歩中。
実はこれって、お留守番中の一コマ。
飼い主のしおりちゃん、ロンドン、ニューヨークへ出張に出掛けてしまったので、タンタンは大好きなKさんのお家にてお留守番していたのです。
最近なぜかしおりちゃんとは夕方や雨の日のお散歩は行きたがらなかったのに、なぜかKさんとは雨でもたくさん出掛けているみたいで、「なんで?」の反面、たくさん歩いてくれて「それはそれでいいかー」と、ちょっとだけ複雑なしおりちゃんなのでした。
さて、イギリスといえば、コーギーの故郷なわけです。
Welsh Corgi=ウェールズ地方のコーギーですからね。
エリザベス二世が長く愛してきた犬としても有名。
マダムタッソーの蝋人形館(https://www.madametussauds.com/london/)にもコーギーコーナーがありました!すかさず激写。
でも、人間のシリーズに比べてちょっと質が劣るというか、作りが雑なのが、若干残念。。。
お土産屋さんや、小物屋さんでもコーギーグッズがちらほら。
ついつい食いついてしまう、飼い主の性。
小さなコーギーのぬいぐるみと、コーギーのマグカップ、ご購入しちゃいました。
ただ、飼い犬としてのコーギーが少ないのはロンドンも日本と似た状況なのか、今回の滞在で見かけたのは二匹だけ。
ちょっと体が大きいのと、運動が必要だったり、力が強かったりするからなのでしょうか。
比較的病気もしないし、頭もいいのでいい相棒になるのですけどね。
メリルボーンのあたりにある元貴族の邸宅がまるっと美術館になっているThe Wallace collection(ウォレスコレクション、https://www.wallacecollection.org)。邸宅も華やか、常設展で絵画や甲冑(かっちゅう)、家具なども見応えがある美術館なのですが、ちょうど滞在中に魅力的な展示があったので、行ってみました。
The Queen & Her Corgis.
故エリザベス二世とコーギーたちのメモリアル展。
写真や、女王が飼育していた代々のコーギーの系図など。
可愛すぎる。。。
新婚旅行まで一緒に連れて行ったというくらい、身近に常にコーギーがいたエピソードを聞くと本当に、勝手に親近感湧きまくりです。
ウォレスコレクション、常設展示は入館無料ですが、有料エリアでは企画展として、これまた犬にまつわるPORTRAITS OF DOGSが開催されていました。
歴代ロイヤルが飼ってきた犬たちの肖像画やアイテムなど。
以前、キャバリアも飼っていた事があるので、これまた嬉しい絵も見つけちゃいました。
チャールス二世国王が愛玩していたことで名付けられたキャバリア。
こうして考えると、ワタクシ、これまで飼ってきた犬は偶然にも英国由来が多いのでした。
古典だけでなく、イギリスが産んだ芸術家デイヴィッド・ホックニーの愛犬にまつわる作品もありましたよ。ものすごくたくさんのラフスケッチもあって、ホックニー、犬好きなんだなあというのが、純粋に伝わってくる展示でした。
街中で犬を見かける数も圧倒的に多いロンドン。
飲食店も全部ではないかもしれませんが、OKのお店が多く。
最近話題のスポットのひとつ、元発電所エリアを再開発したバタシー(https://batterseapowerstation.co.uk)にあるブリュワリーレストランでもマネージャーの愛犬が片隅を占拠していました。
人馴れしていて、愛嬌のある良い子でした。あまりにほっとかれるとキュンキュンしちゃうのも、可愛いくてメロメロ。
コーヒーショップや地下鉄、アパレルのお店など、いたるところで犬OK。
一緒に歩けてワンちゃんも幸せそう。
お花屋さんのバンにもワンちゃん。
飼い主さんがお店にお花を運んでる最中に車内でお留守番していました。
街中の施設などはもちろんリード必須なのですが、公園は結構リードフリーなところが多いのです。ハイドパーク、ケンジントンガーデンズ、ホランドパークなどいくつか歩いてみましたが、NGなエリアはあるものの、リードフリーでお散歩しているワンちゃんにたくさん遭遇できました。
王室が率先して犬を可愛がってきた国だからなのか、犬に対しての理解が深いイメージ。日本も、もう少し自由に入れるエリアが増えるといいのですけどね。
いつかタンタンとも来たいなあ、と見果てぬ夢を抱きながら、旅先のワンちゃんたちに束の間の癒しをもらったロンドン旅なのでした。