大和郡山でアジサイが綺麗なお寺とおいしいトルコ料理を堪能!

毎週月~金曜日ゆうがた5時30分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ!」では「ここナラええやん」と題して、笑福亭鉄瓶が「ここやったら行ってみてもええやんかぁ」と思うオススメスポットを独自の目線で紹介します!

※この記事は6月9日(金)に放送された内容です。

今回は大和郡山にある、雨の日こそ行きたくなる!アジサイが楽しめるお寺と、おいしい料理のお店に伺います。

近鉄郡山駅から山のほうへむかうと「矢田寺」さんがあり、その境内では梅雨の時期にぴったりのお花を楽しむことができます。
入山し、登っていくとご住職がお出迎えしてくださいました。

非常に大きくて立派な本堂のある矢田寺は1300年余りの歴史あるお寺。奈良県で古いお堂は金峯山寺の蔵王堂、長谷寺の本堂、それから矢田寺の本堂と昔からいうそう。

そんな歴史的なこのお寺で楽しめるのがあじさいです。

梅雨の時期、じめじめして落ち込んだ気分をさわやかにしてくれるアジサイがなんと1万株以上あるという境内を案内していただきました。

こちらの大きなアジサイは昔からあるもの。

100年は経つのではといわれるほどだそうです。

品種によって色味や時期が異なり、この日は青や白のアジサイがさわやかで、この後はピンクや赤が咲いて彩りが豊かになるそうです。

こちらのただの石段にみえるところは、実は川になっています。

すずしげな淡い色のあじさいとせせらぎの音で涼をとることができる極上の癒しスポットで、花と川が見事なコントラストを描いています。

高さが様々なアジサイがすべて咲くと、アジサイの壁が出来上がるそうで、想像するだけでも圧巻です。また、矢田寺に車いすなどで訪れる人も景色を楽しんでほしいと、そこを見下ろせるスポットを作られました。

たっぷり癒しを浴びることができる矢田寺さん。まずは本堂でお参りしてから庭園を楽しみましょう。

■名前 矢田寺

■住所 大和郡山市矢田町3506

■電話 0743-53-1522(寺務所)

■入山時期 8:30~17:00

■入山料 大人700円 小学生300円

■アジサイ園 7月2日(日)まで

アジサイを満喫し、矢田寺を出ると、すぐ目の前にトルコ料理「Alla Turca(アラ トゥルカ)」さんがあります。

こちらのアラ トゥルカさんはオーナーシェフ・シャク カヤさんがオープンさせてまだ7カ月。

日本人の奥様の実家が隣にあり、奥様のお母さんが経営されていた茶店にトルコレストランを開業されたそう。歴史と風情ある茶店の雰囲気をのこした店内で、本場のトルコ料理を頂けます。

食材がおいしいのが特徴というトルコ料理から、「キョフテケバブランチ」をいただきます。

キョフテケバブランチ スープ・サラダ付き(1,850円)

トルコでは定番のキョフテは日本でいうハンバーグの一種。キョフテの種類はトルコではなんと350種類以上!

ボリュームのあるキョフテケバブはお肉にしっかりとした弾力があり、塩味と肉のうまみが強く感じられます。にくにくしいという表現が似合うような、豪快に肉の塊を食べているような気分になります。

スムハツレビジス(500円)

ランチとは別に注文したトルコの牛乳プリン「スムハツレビジス」は、バラの水をかけていただくものだそう。

バラ水を吹きかけてもらってからいただきます。

強くて華やかなバラの香りだけでもやすらぎますが、口に運ぶとほどよい甘さと口の中でとろける食感で、とてもぜいたくです。キョフテの塩味との相性も抜群です。キョフテケバブランチは矢田寺のアジサイの期間のみのメニューで、7月2日まで楽しむことができます。

店内の窓からは見事な眺望。

郡山を見下ろす絶景が望める店内で、ゆったり座って食事を楽しむことができます。矢田寺でアジサイを楽しんだ後、ぜひお立ち寄りください。

■店名 Alla Turca(アラ トゥルカ)

■住所 大和郡山市矢田町3592

■電話 0743-52-3828

■アジサイ期間の営業時間 10:00~17:00※17:00以降のディナーは要予約

■定休日 アジサイ期間は無し

※この記事は取材当時の情報です。

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