マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)を狙っているバルセロナがサウジアラビアの勢いを脅威に感じているようだ。スペイン『スポルト』が報じている。
10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦を勝利で終え、悲願のCL初制覇やイングランド史上2クラブ目のトレブルを達成したシティ。ところが、この試合にも先発したギュンドアンとの契約は今季限りで満了。シティはギュンドアンの残留を望んでいるようだが、バルセロナやアーセナル、古巣ドルトムントなども新天地候補として噂にあがっている。
そんなギュンドアンにはサウジアラビア界隈のクラブも興味を示しているようで、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの獲得を決めたアル・イテハドがビッグオファーを送っているという。
一方のバルセロナは3年契約でのオファーを提示している模様。求めているものがお金であればアル・イテハド移籍を選ぶことは間違いないが、ギュンドアンであれば最高レベルの舞台で戦い続けることを選ぶはずだと、バルセロナは確信しているようだ。
しかし、ギュンドアンがバルセロナ移籍を決断できない背景には、現時点でバルセロナがギュンドアンの選手登録を保証できていないこともあるとのこと。はたして、ギュンドアンの意識はどのクラブに向いているのか。