ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、外部の専門家による「再発防止特別チーム」の座長を務める前検事総長で弁護士の林真琴氏(65)らが12日に東京都内で記者会見し、被害申告をした元所属タレントや事務所幹部らに直接聞き取りをする方針を明らかにした。
現役の所属タレントを含め、被害申告をしていない人に対しては心理的負担に配慮し「アンケートなどで網羅的に隠れた性被害を発掘調査するようなことは考えていない」とも話した。
会見には、精神科医の飛鳥井望氏も出席した。チームは2人のほか、臨床心理の女性研究者を加えた3人で構成。5月29日に第1回の会合を開催した。