リュディガーはマドリーでハヴァーツとの再会望む

[写真:Getty Images]

レアル・マドリーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、クラブチームでの同胞MFカイ・ハヴァーツとの再会の可能性に言及した。

マドリーは元フランス代表FWカリム・ベンゼマのアル・イテハドへの電撃移籍によって、前線の補強が急務に。フロレンティーノ・ペレス会長を中心とする首脳陣は、2024年夏のフランス代表FWキリアン・ムバッペのフリー獲得を念頭に置きつつ、来シーズンに向けてはバックアッパーを担うスペイン代表FWホセルのレンタルでの獲得と共に、新たなアタッカーの確保に動く。

そういった中、クラブはカルロ・アンチェロッティ監督がその才能を高く評価し、レバークーゼン時代にも触手を伸ばしていたハヴァーツの獲得を検討。

獲得には高額な移籍金が必要となるものの、センターフォワードだけでなく前線の全ポジションとインサイドハーフでもプレー可能なユーティリティー性、伸びしろを残す24歳の獲得とは悪くないオペレーションと考えられる。

現時点で交渉は初期段階も、去就が注目されるハヴァーツに関して、昨シーズンまでチェルシーで共闘し、現在はドイツ代表で共に親善試合3試合の準備を進めるリュディガーがドイツ代表の公式会見の場でマドリードでの再会の可能性に言及した。スペイン『アス』が伝えている。

「クラブレベルで再びハヴァーツと一緒にプレーできるなら嬉しいよ」

「だけど、残念ながら移籍に関して僕の言葉は二の次だし、それについて多くのことは言えないよ。それはあくまでクラブの決定だ」

ハヴァーツとの再会を希望するリュディガーの願いは、今夏実現することになるのか…。

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