西岡良仁がキャリアハイの27位に「次は20位以内を目標にしていきます」と意気込み

西岡良仁が錦織圭以来の20位台に

5月下旬から行われていた全仏オープンも幕を閉じ、6月12日にATPの世界ランキングが更新され、西岡良仁(ミキハウス)は27位にランクインし自己最高位を記録した。

西岡は、第27シードで迎えた全仏オープンで先にセットを失う場面がありながらも逆転勝利を続けて4回戦へ。トーマス・マーティン・エチェベリ(アルゼンチン)に敗れ、ベスト8入りとはならなかったが、今年の全豪オープンに続いての16強と結果を残した。

この結果で170ポイントが加算され、世界ランク33位だった西岡は、キャリアハイとなる27位を記録。錦織圭(ユニクロ)以来となる日本人2人目の20位台となった。自身のSNSで、「キャリアハイ! 念願の20位台へ!! 次は20位以内を目標にしていきます!」と綴っている。

その20位にはあと304ポイント。ウィンブルドンまでディフェンドするポイントはなく、芝シーズンでどれだけ積み上げられるか期待がかかる。

また、世界ランク1位には全仏オープンを2年ぶりに制すとともに、男子では史上最多23度目のグランドスラムタイトルを獲得したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が1ヵ月ぶりに返り咲いた。

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