川崎の県道、横断中の女性はねられ死亡 自称会社員の男逮捕「信号機見ていなかった」

 11日午後8時50分ごろ、川崎市幸区南加瀬2丁目の県道で、歩いて横断していた近くに住むパートタイマーの女性(67)が乗用車にはねられた。女性は頭を強く打つなどし、搬送先の病院で死亡が確認された。

 幸署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、横浜市港北区日吉本町3丁目、自称会社員の男(48)を現行犯逮捕した。容疑を過失致死に切り替えて事故原因を調べている。署によると、男は「信号機を見ていなかった」などと供述しているという。

 署によると、現場は片側1車線で信号機のある交差点。女性が横断歩道近くの車道を歩いて渡っていた際、右からきた車にはねられた。

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