【マレーシア】海上法令執行庁の職員、広島で救助潜水研修[社会]

国際協力機構(JICA)は9日、マレーシア海上法令執行庁の職員を対象とした救助潜水研修を広島県で実施すると発表した。

JICAの技術協力プログラム「マレーシア海上法令執行庁実践的救助潜水研修」は、マレーシア海上法令執行庁の救助体制と海上保安体制のさらなる強化を目的としており、同庁のレスキューダイバー4人が参加する。研修期間は今月15~24日で、19~24日には広島県呉市に滞在する。

呉市では、海上保安大学校や呉海上保安部・巡視船を見学・視察する予定。研修生に海上保安大学校研修科潜水技術課程「海洋実習」の視察機会を付与するのは初めての取り組みになるという。同校は、海上保安官による海難救助を描いた映画・ドラマ「海猿」の舞台となっており、研修ではロケ地も見学する。

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