「サッカーの試合より命が大事」名古屋FWユンカーがスタッフや主審に感謝、試合中に倒れたサポーターの無事を祈るメッセージ「またすぐにでもスタジアムに来れるように」

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名古屋グランパスのFWキャスパー・ユンカーが、サポーターへのメッセージを送った。

【写真】ユンカー、スタンドで倒れたサポーターの無事を祈る

11日、明治安田生命J1リーグ第17節で、名古屋はホームにアビスパ福岡を迎えた。

首位を追いかける名古屋は、マテウス・カストロのPKで先制するも、佐藤凌我にもPKを決められ1-1に。しかし、69分にユンカーが勝ち越しゴールを挙げ、2-1で勝利。4連勝を飾った。

首位を追随する名古屋だったが、この試合では終盤にアクシデントが発生。名古屋のスローインのタイミングで、川俣秀主審が突然走り出し試合を止める事態に。なんと、スタンドで名古屋サポーターが体調を崩して倒れていたことが判明した。

川俣主審は名古屋のメディカルスタッフに声を掛け、すぐに処置をするように働きかける素晴らしい判断。名古屋GKランゲラックもスタンドにスタッフを送るためにサポートするなどしていた。

試合はおよそ15分間中断。処置が終わり、試合が再開された中、ピッチ外にも目を配っていた主審の判断が光ったシーンだった。

一夜明け、12日にユンカーが自身のツイッターを更新。サポーターの応援に感謝し、勝利を喜ぶと共に、倒れたサポーターへのメッセージも送った。

「大雨の中、応援ありがとうございました!とても良いチームパフォーマンスで、勝ち点3をゲット」

「倒れたサポーターさんが、無事であることを祈ります。サッカーの試合より命が大事です」

「あとあの時にメディカルスタッフ、選手、審判、ファンの皆様に感謝。助かったと思います」

「その倒れたサポーターが、またすぐにでもスタジアムに来れるように」

サポーターのことを心配し、無事を祈るメッセージを送ったユンカーには「心もイケメン」、「素晴らしい選手」、「どうかご無事で」とコメントが集まっている。

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