「ACミラン鎌田大地」誕生へ大詰めだが“詳細を交渉中”。ネルソンも狙う

久保建英とチームメイトだったチュクウェゼもターゲットに。

ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトとの契約満了を迎えてフリートランスファーとなったサッカー日本代表MF鎌田大地(Daichi KAMADA)が、イタリア・セリエAのACミランへの加入に向けて近づいているという。なかなか発表に至らずにいるが、イタリアの移籍情報を専門とするジャーナリストは、交渉は大詰めを迎えていて、あとは「詳細のいくつかが不足している」状況だと報告している。

ジャーナリストのジャンルカ・ディマジオ氏(@DiMarzio)は、ミランと鎌田の交渉の進捗について、「カマダとは交渉を続けている。まだ詳細のいくつかが足りずにいる」とレポートした。また、アーセナルFCのFWリース・ネルソンの獲得に向けても交渉を行っているという。

さらに、チェルシーFCの19歳カーニー・チュクエメカ、久保建英とチームメイトだったビジャレアルCFのFWサムエル・チュクウェゼ、ボルシア・メンヒェングラードバッハのマルクス・テュラムといったアタッカー陣も狙っているそうだ。

移籍交渉は、この大詰めで頓挫するケースも少なからずある。もちろん、最終的なチェックを一つひとつしている場合もある。鎌田については、他にも複数クラブが獲得を検討していると言われるが……。

鎌田とミランは、年俸約300万ユーロ(4億5000万円)の5年契約になる見込みという。

また『SPORT1』のジャーナリストであるドイツ人のパトリック・ベルガー氏は5月29日時点で、ツイッター(@berger_pj)にて次のようにレポートしていた。

「鎌田大地はACミランへの移籍が決まった、セリエAでの来季チャンピオンズリーグ出場権を獲得したことを受けて。この日本人ミッドフィルダー(26歳)は、フリーエージェントとして5年契約にサインする。アトレチコ・マドリードは外れた。鎌田はボルシア・ドルトムントのトップオファーも断っている」

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鎌田は2022-23シーズン、ブンデスリーガ32試合・9得点・7アシスト、CL8試合・3得点など公式戦通算46試合・16得点・7アシストを記録している。カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表のトップ下として、ベスト16進出にも貢献している。

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