マックスエア、旧JALの777-200型機を導入 「みんなのJAL2020ジェット」、五輪キャラはそのまま

ナイジェリアのマックスエアは、日本航空(JAL)が運航していたボーイング777-200型機(機体記号:JA773J)を導入した。

同機は2019年4月から、東京オリンピック・パラリンピックのマスコットである「ミライトワ」と「ソメイティ」や東京の街が大きく描いた「みんなのJAL2020ジェット」1号機として国内幹線を運航していたものの、2021年2月にプラット・アンド・ホイットニー製のPW4000エンジンを搭載するボーイング777型機の運航停止を国土交通省が指示し、那覇空港に駐機されていた。JALは2020年度内に同型機全機を退役させた

航空機の位置情報を提供するRadarboxなどによると、2021年12月に沖縄/那覇から名古屋/中部、ホノルル経由でアメリカ・カリフォルニア州のヴィクターヴィルへフェリーし、駐機されていた。

2022年1月に同州のモハーヴェ、同年12月にアリゾナ州のピナルに移送された。デリバリーフライトは6月10日に出発し、翌日にナイジェリアのカノに到着した。機体記号は5N-BBNに変更されている。機体後部には「ミライトワ」と「ソメイティ」が描かれたままとなっている。

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