日本時間６月13日、メジャーリーグ機構は2023年レギュラーシーズン11週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはガナー・ヘンダーソン（オリオールズ）、ナショナル・リーグはコービン・キャロル（ダイヤモンドバックス）が選出された。ともに新人王候補として注目を集めている両選手はこれがキャリア初受賞。ルーキー２人が同時に週間MVPに選ばれるのはライアン・マウントキャッスル（オリオールズ）とパトリック・ウィズダム（カブス）が選出された2021年７月以来となった。
21歳のヘンダーソンは、５試合に出場して打率.526（19打数10安打）、３本塁打、６打点、出塁率.550、長打率1.053、OPS1.603と、打率、出塁率、長打率でリーグトップをマークする活躍。日本時間10日から行われたロイヤルズとの３連戦では、初戦から３安打２盗塁で存在感を発揮すると、２試合連続ホームランをマークするなど計８安打でチームのスイープに大きく貢献した。
一方現在22歳のキャロルは、５試合に出場して打率.500（22打数11安打）、３本塁打、８打点、出塁率.542、長打率1.091、OPS1.633でこちらも打率、出塁率、長打率リーグトップをマークする活躍。日本時間８日のナショナルズ戦で自身初の１試合４安打を記録すると、翌日のタイガース戦では３安打２ホーマー５打点の大暴れ。さらに同12日の試合でも３安打を放つなど絶好調で、地区首位に立つチームを支えている。
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