次期衆院選長崎1区 共産 内田氏を擁立

内田隆英氏

 共産党県委員会は12日、次期衆院選長崎1区に党県南部地区委員会副委員長の内田隆英氏(67)を党公認候補として擁立すると発表した。
 内田氏は長崎市出身。瓊浦高卒。1976年に入党。88年から西彼伊王島町議を連続5期、長崎市議を2005年から今年4月まで通算4期務めた。
 内田氏は県庁で会見し、岸田政権が進める軍事費の増大や増税などを「許せない強権の政治」と批判。「立場の弱い人たちに光を当てる政治の実現のために頑張りたい」と意気込みを語った。
 県委員会の山下満昭委員長は、2区と3区の候補者について、野党共闘の可能性にも触れつつ「党独自の準備や運動をしっかりやっていく」とした。

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