ハリポタ新施設オープンまで4日 名物店長が“魔法使い”に 地元盛り上げる

練馬区が「魔法の街」に生まれ変わっています。ハリーポッターの施設オープンまであと4日。練馬区は、区内の名物店長ら10人を魔法使いに認定するなどイベントを展開し、街を盛り上げています。

6月16日、練馬区のとしまえん跡地にオープンする、映画ハリー・ポッターの体験型テーマパーク「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。練馬区はこれを機に街の魅力を知ってもらい、多くの人に訪れてもらおうと、魔法にちなんださまざまなイベントを展開しています。

その名も、「ねりまシティウィザードプロジェクト」。一環として作られたのが、「シティー・ウィザード・カード」。区内の名物店長ら10人が区公認の魔法使いに選ばれ、店を訪れるともらえるトレーディングカードになりました。イラストは本人の顔を再現したものになっています。

ねりま観光センター 吉田さん:「日々誰かのためにおいしいものを作ったり、誰かが喜んでもらえるような笑顔にしたり、お風呂屋さんで疲れを癒してもらったりとかが、小さな奇跡を起こしている魔法なんじゃないかと思った時に、何かしたらおもしろいんじゃないかと考えてカードを作った」

魔法使いの1人に選ばれたのが、パン屋「マザーグース」の店長萩原ひとみさんです。マザーグースは練馬区の西武線江古田駅近くに店を構えて107年。萩原さんは3代目店主で、多くの人に愛されるパンを作り続けています。

萩原さん:「きらきらカードなので、ファミリーの子どもとかペアで来る人もいて「カードありますか」って言ってくれてすごくうれしい」

カードにはそれぞれ合言葉が決められていて、店で合言葉を言うと商品の割引などのサービスが受けられるということです。萩原さんは、カードをきっかけに多くの人が街を訪れ、練馬区を盛り上げたいと意気込みます。

萩原さん:「まずはハリーポッターの施設なんですけど、練馬区を皆さんに宣伝して街のにぎわいを見てもらいたいのと、シティウィザードの店主がたくさんいるのでぜひ店舗を回ってもらいたい」

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