パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)がこの夏に動くかもしれない。
昨夏にレアル・マドリー移籍が確実視されたムバッペだが、蓋を開けてみれば、PSGとの契約延長で残留決着。PSGは2025年夏までの3年契約締結を公表している。
だが、このたびのフランス『レキップ』によると、契約の3年目は延長オプション。従って、現行契約は2024年夏までであり、行使権も選手側にあるというのだ。
そうしたなか、ムバッペは12日午後に書簡にて、PSG側に延長オプションの不行使を通達。PSGは無論、フリー移籍を避けたく、今夏の売却もありうるという。
ちなみに、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も「PSGはタダで失う気などない。新契約締結か、売却のどちらか」と主張している。
セルヒオ・ラモスやリオネル・メッシの退団が決定済みのなか、ムバッペの去就も不透明となるPSG。いまだ結びつくレアル・マドリーをはじめ、移籍先を巡る報道が改めて加熱しそうだ。