町立奥津保育園、賞味期限切れ飲料を園児に提供

鏡野町教委は30日、町立奥津保育園(同町女原)で28日に賞味期限が1カ月程度切れた乳酸菌飲料を園児に提供したことが発覚した、と発表した。体長不良は確認されていないとしている。
町教委学校教育課によると、1〜5歳の21人に、午後3時のおやつとして100㍉リットル入りパックを出した際、保育士が気付いた。期限はいずれも8月30日から9月2日の間に切れており、14人が口にした。
同保育園では、保護者に事情を説明し、腹痛が起こらないかを約1週間観察する。提供する製品の賞味期限を職員用のホワイトボードに記すなど、再発防止策をとる。
同課は「大切な子どもを預かる施設。二度と起きないよう、職員間でしっかりと意思疎通を図りながら安全確認に努めたい」としている。

© 津山朝日新聞社