スペースX、ライドシェアミッション「Transporter-8」を実施 日本の小型衛星も搭載

スペースXは2023年6月13日(日本時間)に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。ファルコン9には合計72のペイロードを搭載しており、予定されていた39回の分離が全て成功したことを同社がSNSで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ファルコン9(Transporter-8)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2023年6月13日6時35分【成功】
発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:小型衛星など(合計72)

Transporter-8は、合計72のペイロードを太陽同期軌道(SSO)へ投入することを目的とした小型衛星向けのライドシェアミッションです。ペイロードにはキューブサット、マイクロサット、ホステッド・ペイロード(相乗り機器)などが含まれています。

なお、今回のミッションでは日本企業のQPS研究所が開発した小型SAR(合成開口レーダー)衛星「QPS-SAR-6 “アマテル-III”」もペイロードの1つとして搭載されていました。また、すっかりお馴染みとなったファルコン9ロケットの第1段機体の着陸は、今回で200回目を記録したということです。

【▲ ファルコン9のフェアリングに搭載された72のペイロード。画像中央にある円形の衛星が「QPS-SAR-6 “アマテル-III”」(Credit: SpaceX)】

■打ち上げ関連画像・映像

■打ち上げ関連リンク

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX \- TRANSPORTER-8 MISSION

文/sorae編集部 速報班

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