公式サイトのMVP模擬投票 大谷翔平とアクーニャが1位をキープ

日本時間6月13日、MLB公式サイトは今季2度目となるMVP模擬投票の結果を発表した。47人の記者が投票に参加し、ナショナル・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が42人から1位票を獲得する圧倒的支持を受けてトップの座をキープ。一方、アメリカン・リーグは大谷翔平(エンゼルス)が23人から1位票を獲得してトップの座を維持したが、前回の模擬投票では43人中30人から1位票を獲得しており、前回と比べて2位との差は縮まった。なお、投票者は現時点の成績だけでなく、今後の展開も予想したうえで投票することを求められている。

ア・リーグは5人に1位票が分散した。大谷は47人中23人から1位票を獲得してトップ。「前回は70%近い1位票を獲得していたが、最近マウンドで精彩を欠いており、いくつかの支持を失った」と記されている。直近8先発で防御率4.88、FIP5.15と成績を落としたことが支持率ダウンにつながったようだ。2位は12人から1位票を獲得したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)。このほかの1位票は、3位のワンダー・フランコ(レイズ)に8票、4位のマーカス・セミエン(レンジャーズ)に3票、5位のボー・ビシェット(ブルージェイズ)に1票入った。

ナ・リーグはアクーニャJr.が前回同様の圧倒的支持を受けた。2位は4人から1位票を獲得したフレディ・フリーマン(ドジャース)だが、現時点ではアクーニャJr.がMVPレースを独走していると言っても過言ではないだろう。3位のコービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)は1位票を獲得できなかったものの、トップ3にランクイン。現在の活躍を続けていれば、新人王の受賞は間違いなさそうだ。残りの1位票1票は打率4割へのチャレンジを続けているルイス・アライズ(マーリンズ)が獲得し、総合ポイントでも4位にランクイン。5位にはムーキー・ベッツ(ドジャース)が入った。

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