「深堀ペーロン競漕大会」 7チーム参加 かいさばき力強く

力強いかいさばきを披露する選手たち=長崎市深堀町

 長崎県長崎市の深堀地区で11日、深堀ペーロン競漕(きょうそう)大会が開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。待ち望んだ住民の熱い声援に、選手たちが力強いかいさばきで応えた。
 7チームが参加。往復約1.5キロのコースで予選、決勝を行い、古屋敷が優勝した。2位は戸泊、3位は鍛治町だった。
 長崎市ペーロン協会によると、5月29日現在、市内24地区のうち、15地区で開催、5地区が検討中、4地区が中止を決定。各チームとも選手の高齢化やこぎ手不足に悩まされているという。

 これまでに決まっている各地区の大会日程は次の通り。
 ▽6月18日=大浜(大浜町海岸)、式見(式見港)▽25日=琴海(琴海形上湾ボートコース)、福田(福田本町海岸)▽7月2日=日見(網場漁港)、茂木(きずな公園海岸)、土井首(土井首海岸)、手熊(手熊海岸)▽9日=小江(小江港)▽8月6日=伊王島(伊王島港)、為石・川原(為石海岸)

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