宇都宮・羽田線「マロニエ号」1日8往復に コロナ禍前と同数、7月14日から

空港バス「羽田空港線」に乗り込む乗客=JR宇都宮駅西口前

 関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元(よしだげん)社長)は12日、宇都宮市と羽田空港を結ぶ高速バス「宇都宮・羽田空港線(マロニエ号)」の運行本数を、7月14日から新型コロナウイルス禍前と同じ8往復に戻すと発表した。増便する運行便の予約は、運行開始日の1カ月前から受け付ける。

 同社は感染拡大による緊急事態宣言が発出された2020年4月、8往復を3往復に減らした。その後、運行回数の増減を経て、21年12月から現行の6往復で運行している。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが今年5月に5類に移行され、空港利用客数が増加傾向にあることから、輸送本数を増やした。

 来月追加する運行ダイヤのうち、コロナ禍前とほぼ同様に復便したのは柳田車庫午前4時半発と、羽田空港第3旅客ターミナル午後6時半発。加えて今回、柳田車庫午前11時35分発と、同第3旅客ターミナル午後0時45分発を新たに増やした。

空港バス「羽田空港線」に乗り込む乗客=JR宇都宮駅西口前
JR宇都宮駅西口前を出発する空港バス「羽田空港線」

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