自民党長崎県連は11日、定期大会に向けた準備委員会を長崎市内で開き、次の総務会長に松本洋介県議（46）＝大村市区、5期目＝を内定した。24日の定期大会で正式決定する。
総務会長ポストを巡っては、松本氏のほか、吉村洋県議（66）＝佐世保市・北松浦郡区、4期目＝が立候補。党県議団が協議による一本化を目指したが、双方とも譲らなかった。
これを受け、国会議員ら22人でつくる準備委は意向調査（投票）を実施。得票数で松本氏が吉村氏を上回った。
これまでに準備委は、次期会長に谷川弥一衆院議員（81）＝長崎3区、7期目＝、幹事長に前田哲也県議（59）＝長崎市区、4期目＝、政調会長に中島浩介県議（56）＝南島原市区、4期目＝をそれぞれ内定。任期は1年だが、2年交代が慣例となっている。
