坂上忍「参っちゃうよこれは…」27年間、担当を続ける女性マネジャーからの『手紙』に涙

俳優の坂上忍が11日放送の『おしゃれクリップ』に出演。27年間坂上の担当をし、“無駄が大嫌いで時間の使い方にうるさい、すごい面倒くさい”と坂上の人間像を表したマネジャーから、初めての手紙に涙した。

MCの山崎育三郎から「今日は(マネジャーの)桑名さんからお手紙を…」と聞き、坂上は「えー、本当? あいつ、手紙なんか書くような人じゃない」と驚いた様子で話した。

そして、山崎の代読で手紙が読まれた。

「初めて出会ったころはお互いにまだ20代前半で、忍さんはギラギラしていましたし、私もピチピチでした。あなたは不器用で要領も悪く、思いだけで突き進むから周りは大変です。しかし、人一倍努力し、誰よりも労力を惜しまず、死ぬ気で挑戦し続けます。
実際のあなたは世間のイメージとはかけ離れていると思います。実に勤勉で実直。素直で無垢で子供のようです。決して短気ではない。むしろ気は長い。我慢強い忍耐の人。
そんな自分を上手に表現する術を持っていたらきっともっと楽だったでしょう。あなたを見ているとこれまで一体どれほど傷ついてきたのだろうと想像します。生きづらいだろうなと感じます。
それから、私は仕事のことで不平不満を言われたことが一度もありません。どんなに忙しくても文句一つ言わないので、ある時、心配になって尋ねると子役時代2クールの連ドラ2本と2時間ドラマを掛け持ちしていた頃の方がよっぽど忙しかったよ。だから全然大丈夫だよ。と
あなたのおかげで私の人生は彩り豊かなものになりました。何の能力もない普通のおばさんに居場所を与えてくれて心から感謝してます。甘やかしてくれてありがとうございます。
普段、会話をすることがないのですっかり長文になってしまいましたが、最後に忍さんへ。
いつか立ち止まって心穏やかに暮らせる日が来ますように。
それまでどうか体を労って、長生きしてくださいね。」と綴ってあった。

山崎の代読を聞き終えた坂上は、目に涙を浮かべながら「参っちゃうよこれは…」と言葉を詰まらせていた。

さらに感想を聞かれると、「こんな良い締め方になるの? なんかやだー!」と照れ臭そうに話し、「真面目な話をすると、この人のことは絶対どうにかしなきゃいけないと思って働いてきたので、もうちょっと働きます」とマネジャーとの信頼関係を語りトークを締めた。

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写真提供:(C)日テレ

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