救急隊搬送中にストレッチャーから転落 頭など打った80代女性が死亡 業務上過失傷害の疑いで警察が捜査 広島

ことし4月、広島・三次市で救急隊の搬送中にストレッチャーから転落し、入院していた女性が、亡くなっていたことが分かりました。

備北地区消防組合によりますと、4月、三次市にある病院で慢性心不全で入院していた80代の女性を救急隊員が別の病院に搬送する際に、女性が高さ70センチのストレッチャーから転落しました。

女性は、頭などを打っていて、急性硬膜下血腫と診断され、入院していましたが、6月7日に亡くなったということです。

事故後、消防は安全管理マニュアルの一部を改定するなどしました。

一方、警察は、業務上過失傷害の疑いで捜査を続けていて、女性の死因についても詳しく調べています。

備北地区消防組合の 谷川真澄 消防長は、「信頼回復と再発防止に向けて全力で取り組みたい」としています。

© 株式会社中国放送