ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を成し遂げたマンチェスター・シティ。
史上最強チームという声もあるが、来季以降もそれを維持できるのか注目される。
ここでは、『The Sun』による、この夏に退団しうる選手たちを見てみよう。
イルカイ・ギュンドアン
32歳のドイツ代表MF
今季51試合で11ゴール7アシスト
市場価値2500万ユーロ(37億円)
2016年に加入し、今月末で契約満了予定
シティは1年以上の契約の提示に消極的だが、1年契約+1年延長オプションのオファーを提示したうえで数日中に話し合いが再開される予定。
本人は他クラブならより長い契約を結べることは分かっており、バルセロナやアーセナル、古巣ドルトムント、そして、サウジアラビアから関心が寄せられている。
ベルナルド・シウヴァ
28歳のポルトガル代表MF
今季55試合で7ゴール8アシスト
市場価値8000万ユーロ(120億円)
2017年に加入、2025年まで契約
故郷の近くにいたいという思いから、この2年ほどはシティにオファーを検討するように求めてきた。ただ、グアルディオラ監督は彼のユーティリティ性には代役がいないことを認識しており、残留を願っている。
リヤド・マフレズ
32歳のアルジェリア代表FW
今季47試合で15ゴール13アシスト
市場価値3000万ユーロ(45億円)
2018年に加入、2025年まで契約
彼にもサウジアラビアから破格のオファーが届いている。このアルジェリア人は試合に出ないと気が済まないが、最近はビッグゲームで控えになることも多い。
カルヴィン・フィリップス
27歳のイングランド代表MF
今季21試合に出場(プレータイムは593分)
市場価値3500万ユーロ(52億円)
2022年に加入、2028年まで契約
ギュンドアンとシウヴァが残留した場合には出場機会を得るのに苦しんでいるフィリップスは決断を迫られるかもしれない。チェルシーからマテオ・コヴァチッチが加入したら、さらに厳しい立場に置かれる。
ジョアン・カンセロ
27歳のポルトガル代表DF
1月にバイエルン・ミュンヘンにローン放出
市場価値6000万ユーロ(90億円)
2019年に加入、2027年まで契約
バイエルンは6000万ユーロの買い取りオプションを行使しなかったが、この夏のシティ退団は決定的。
バイエルンは値段が下がれば興味を持つかもしれないし、バルセロナも選択肢のひとつ。
エメリク・ラポルト
29歳のスペイン代表DF
今季24試合に出場
市場価値3000万ユーロ(45億円)
2018年に加入、2025年まで契約
かつては絶対的な存在だったが、マヌエル・アカンジの加入で居場所を失った。
レギュラーとしてのプレーを望んでいる彼にはトッテナムやスペインのクラブが関心を寄せている。
そうなった場合、シティはクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを8000万ポンド(140億円)で獲得しにいくかもしれない。
カイル・ウォーカー
33歳のイングランド代表DF
今季39試合に出場
市場価値1500万ユーロ(22億円)
2017年に加入、2024年まで契約
契約最終年を迎える彼の将来も宙に浮いている。インテルとのCL決勝ではまさかのベンチスタートになった。
グアルディオラ監督は、ジョン・ストーンズのような役割をこなすことができないと指摘している。
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33歳になったことを考えると、シティは来夏を待つ前に契約解除を許すかもしれない。