マンチェスター・シティがホームタウンで祝賀パレードを催した。イギリス地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
プレミアリーグ、FAカップに続いて、クラブとして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を成し遂げたシティ。イングランド勢として1998-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド以来となるトレブルも達成と歴史的なシーズンとなった。
そんなシティはCL決勝の舞台だったイスタンブールから戻り、12日にマンチェスターの中心部でパレード。あいにくの悪天候だったが、オープントップバスに乗車したシティの選手らは沿道に集まった大勢のファンと喜びを分かち合った。
パレードでは3つのトロフィーもしっかりとお披露目。ジョゼップ・グアルディオラ監督は葉巻を嗜みながら、沿道に駆けつけたファンの声援に応える姿もあった。
そんな稀代の名将はステージ上でパレードの感想を問われ、「なんてパレードだ! この雨のなかでも最高のパレードにしないとね。でないと、マンチェスターじゃない! 太陽なんていらない! 雨が良い! 完璧だ!」などと笑いを誘った。
すると、それを聞いたファンからは「雨のなかでも歌おう、雨のなかでも歌おう。俺らはマンチェスター・シティだ。雨のなかでも歌うぞ」との声が上がったという。