デルタ・フライト・プロダクツは、電動車いすで機内にアクセスし、椅子を固定することができる新シートを、エアクラフト・インテリア・エキスポ（AIX）で初公開した。
隣り合う2席のうち通路側の座席に電動車いすを収納し、床下の器具で固定する。収納時には椅子の座面と背面を取り外して格納する。イギリスのAir4Allを提携して開発した。
担当者によると、空港で貸し出される車椅子を利用するよりもシームレスな移動が可能で、貨物として搭載する場合の破損や紛失のリスクをなくすことができるという。承認を得た後、アメリカ国内線を主に運航する単通路機のビジネスクラスとして設置を予定している。
