初出場の永野竜太郎がコースを体感 290ydのパー3や“1オンチャレンジ”も

念願のアメリカはワクワクよりも「集中できている」と自然体(撮影/中野義昌)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(12日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

日本で行われた予選会で出場権を獲得した永野竜太郎は開幕3日前の12日(月)、会場のロサンゼルスCCで練習ラウンドを行った。前週の9日(金)に米国に入り、その翌日から各日9ホールをプレー。すでに3日間で計27ホールを回った。

全長7423yd(パー70)のメジャーセッティングについて「単純に距離が長い。パー3とか200yd以上ばっかりで、パー4でもラフに行くと長い。フェアウェイでランが出れば距離は稼げるけど…フェアウェイは硬いし傾斜もある」と印象を話す。インの11番(パー3)は290ydもあり、大会史上3番目の長さを記録する。

フェアウェイは広いが、狙いどころは狭め(撮影/中野義昌)

ロープ外から歩けばコース全体は狭くも見えるが、「(予選会の会場の)茨城ゴルフ倶楽部よりは広い(笑)。ラフは長いところは長いけど、フェアウェイの幅は広いかな。広くは感じるけど、狙いどころは狭い」と分析した。

330ydとパー4では比較的短い6番では、身長181㎝の体から生み出す平均300yd超えのドライバーショットでワンオンに挑戦。「コンディション次第ではあるかな」と勝負心をくすぐられている。「自分のゴルフでどう戦えるか、やり切れるか。順位を狙っていけるようなところじゃないとも思っているし、狙ってスコアが出せそうな感じでもない。どう自分のゴルフでいけるか、かな」と落ち着いた様子で話した。(カリフォルニア州ロサンゼルス/石井操)

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