2009年6月13日、プロレスリング・ノア創業者の三沢光晴さんが逝去し、14年の月日が経過した。
全日本プロレス在籍時にその存在感を発揮しエースとして四天王時代を築き上げ、強豪外国人相手に真っ向勝負して身を削った戦いでファンを魅了し続けてきた三沢さん。
そんな三沢さんは常に新たな挑戦に果敢に立ち向かい、プロレスリング・ノアを設立。
プロレス界において新たな流れを作り出すために、団体のトップとして様々な革新的な試みに取り組み、若手選手の育成と指導にも力を注いできた。
後進の成長をサポートし、彼らに自信と技術を与え、多くの若手選手が活躍し、プロレス界の未来を担う存在となった。
三沢さんのリーダーシップとビジョンは、ノアを成功へと導き、一時は『業界の盟主」とまで呼ばれるほどの団体へと成長させた。
そんな三沢さんの14回目の命日を悼むこの日のTwitterでは「#三沢光晴」や「#三沢さん」がスポーツトレンドにランクインし、故人を偲ぶツイートがSNS上に溢れている。
※2023年6月13日13:30時点 7,151件のツイート
今年2月に引退し長年ライバル視されていた武藤敬司さんは自身のTwitterで「今日は三沢光晴さんの命日。今年俺は、無事に引退することができました。」と言葉を綴った。
三沢光晴さんのライバルでありパートナーであった小橋建太さんも自身のTwitterで「あれから14年……初タイトル、世界最強タッグ三連覇、プロレス大賞年間最高試合賞3回、最優秀タッグ2回‼︎私のプロレス人生の分岐点で三沢さんが大きく関わってくれています。感謝です。2015年6月13日広島三沢光晴7回忌記念大会控え室で！」とツイート。
その他のレスラーが発したツイートでは、
小島聡「今日はプロレスラー #三沢光晴 さんの御命日。私が語っていいのか分からないけど、たった一回の濃密な二人だけの闘い（2004年）があったから、やはり私にとって欠かす事のできない大恩人です。８歳年上の三沢さんの年齢を６歳も超えてしまったけど、まだ現役生活を続けさせて頂いてます。」
丸藤 正道「付き人が「一緒に写真撮ってください」なんて言えないし、対角線に立つようになってからは一緒に行動する事もほぼ無くなった。なのでびっくりするくらいプライベートで二人で撮ってもらった写真が無い。これは一緒にハワイに連れて行って頂いた時の写真かな。三沢さんの年齢に近づきつつある。」
橋誠(元プロレスラー)「今日は三沢さんの命日。僕があと一つ歳を重ねれば、三沢さんが亡くなられた年齢と同じになる。今の自分があれだけの重圧と責任を背負ってファンに夢を与え続けるなんて、到底できない···プロレスラーとしてだけではなく、改めて三沢さんの器量の大きさを感じております。」
福田明彦「#三沢光晴メモリアル2023 約38年前、ターザン後藤さんの海外遠征出発見送りの際に成田空港で撮った写真です 右から三沢さん、和田京平さん、左中央上から川田利明さん、自分、仲田龍さん、ターザン後藤さんです」
鈴木鼓太郎「この写真が一番好きだな。三沢さんの素の笑顔。夜は緑茶ハイで献杯しよう！」
また多くのファンも三沢光晴さんを偲んでいる（一部抜粋）
「三沢さんのお陰で今もプロレス楽しんでますよー 友達も沢山出来ましたよー」
「偉大過ぎますよ、三沢光晴は。。。。」
「貴方のプロレスは最高でした。」
「プロレスにハマったのは三沢さんのおかげです」
「三沢さんの御縁のお陰で沢山の仲間が出来て楽しく元気に過ごしています」
「私は両親にたくさん連れて行ってもらい三沢さんの作ったノアが大好きになりました。私もたくさん娘を連れていきます！！！」
「虎のマスクを脱ぎ、超世代、四天王からノアと三沢さんの試合を見れたのは自分の財産です」
「三沢さんのおかげで多様で素敵な選手たちがいることができたと思います このメッセージが三沢さんに届くことを祈りながら 本当にありがとうございます」
そしてプロレスリング・ノアの公式Twitterでもファンに向けてメッセージが送られた。
「これからもプロレスリング・ノアは、三沢光晴さんが掲げた「自由と信念」の旗印の下、最高のプロレスを届け続けます。」
▼～プロレスリング・ノアの6月は三沢さんメモリアル月間に～ 「三沢光晴メモリアル2023」実施
今も色褪せない究極の四天王プロレスを作り上げた三沢さん。
その光景はプロレスファンや後輩選手にとって忘れられないものとなった。
三沢さんがリングに捧げた勇気と情熱は、世代を超えて多くの人々に感動を与え続けている。
三沢光晴の名は、プロレス界における偉大なる戦士として、永遠に記憶され、称えられる。
＜プロレスTODAY総監督 山口義徳＞
