コロナ5類移行で 道内企業の景況感 3期ぶりプラス

北海道財務局はきょう、ことし4月から6月の道内企業の景況判断指数が3期ぶりにプラスに転じたと発表しました。財務局によりますと、道内企業の景況感を表す指数BSIはプラス1.2と3期ぶりにプラスに転じ、同じ時期としては2004年の調査開始以来過去2番目に高い数値となりました。業種別では製造業、非製造業ともにプラスに転じ、製造業がプラス2.1、非製造業がプラス1となりました。食料品などの業種で原材料価格の上昇分を販売価格に転嫁する動きが進んだことや、新型コロナウイルスの5類移行で宿泊や飲食サービス業が回復したことが影響しています。景況感について財務局は、今後も上向く見通しだとしています。

道財務局 土居さん「(今後も)人流の回復、各種イベントの開催による売り上げの増加を見込むという声が聞かれています」

© テレビ北海道