草刈りで活躍 石狩川河川敷にヒツジ放牧 環境負荷&コスト軽減

石狩の当別町にある河川敷の堤防で、草刈りのためヒツジを放牧する実験がことしも行われています。札幌大橋のそばにある石狩川河川敷の堤防。ここに先月から放牧されているのが、3月に産まれたばかりの雄のヒツジ5匹です。堤防の草刈りは通常、専門の業者に依頼して行いますが、河川を管理する札幌開発建設部は機械を使わないことによる環境負荷の軽減や、人的コストを抑える目的でヒツジによる除草実験をおととしから始めました。

担当者「(機械の除草は)刈りっぱなしですけれど、ヒツジは草を食べるので食べた草がその場所から無くなるので堤防の点検がしやすくなります」

スマホでヒツジを撮影し、写真を町内の「道の駅」で見せると、ソフトクリームの割り引きを受けられる企画も準備しているということです。ヒツジによる除草実験は10月いっぱい行われる予定です。

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