色彩豊か タペストリー壁一面に キルト教室生が岡山で作品展

カラフルなタペストリーに見入る来場者

 岡山市北区大安寺東町のキルト教室「ここほれわんわん」の生徒による作品展が13日、山陽新聞社さん太ギャラリー(同柳町)で始まった。色彩豊かな手縫いのタペストリーが壁一面に掲げられ、来場者を魅了している。18日まで。

 丸浜淑子さん(76)=同市=から学ぶ県内の30~80代女性11人が1点ずつ出品した。1辺約2メートルの大作が中心で、制作期間は2年以上という。多彩な色や柄の生地を縫い合わせて花、動物、扇などのモチーフを鮮やかに表現しており、東京国際キルトフェスティバルで入賞した作品もある。

 初日から大勢の愛好家らが訪れ「縫い目がすごく丁寧」「すてきな色使い」と細部まで見入っていた。丸浜さんは「自慢の生徒の思いが詰まった作品ばかり。魅力を感じてキルトを始める人が増えたらうれしい」と話す。

 会場ではキルト生地や制作キットも販売。午前10時~午後4時(最終日は午後2時まで)。入場無料。

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