
節水製品を手がけるベンチャー「DG TAKANO(ディージー・タカノ)」(東京)が、表面に特殊加工を施し、水ですすぐだけで油汚れが落ちる皿を開発した。洗剤を使わずに済むことから節水につながり、家事の負担軽減も期待できるとしている。
皿の表面にナノメートル(ナノは10億分の1)レベルの微細な特殊加工を施してあり、汚れと皿の間に入った水が油膜ごと洗い流す。落ちにくい油や口紅も洗剤を使わずに水だけで落とせるという。
ディージー・タカノは2010年設立で、ものづくりの町として知られる大阪府東大阪市に開発拠点を置く。これまでは節水できるノズルを法人向けに展開してきた。