関東大震災から100年 千葉市内の大学で災害企画展開催/千葉経済大学

関東大震災から100年 千葉市内の大学で災害企画展開催/千葉経済大学

 2023年は10万人以上が犠牲になった関東大震災から100年に当たります。

 防災の意識を高めてもらおうと千葉県千葉市の大学では企画展が開かれています。

 企画展が開かれている千葉市稲毛区の千葉経済大学総合図書館では、関東大震災を中心に東日本大震災や2019年の令和元年房総半島台風被害など県内で起きた災害の悲惨さや教訓を400点余りにのぼる写真や記録などで紹介しています。

 現在の館山市・南房総市を中心に1300人余りが犠牲になった関東大震災の展示では鉄橋や民家が崩れ落ちた様子や被災者の様子を捉えた当時の写真などが展示されていて、地震の恐ろしさや備えの大切さなどがまとめられています。

 千葉経済大学の総合図書館の奥三恵課長は、「防災に役立つ情報も紹介しているので、学生に限らず地域の人も防災意識を高めに来館してほしい」と呼びかけています。

 この企画展は9月1日まで開かれています。

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