愛犬と『共に幸せになる』ために必要なこと3選!今からでも見直せる幸せのカタチ

愛犬と共に幸せになるために必要なこと

愛犬を優先してばかりいると、飼い主や家族が生きづらさを感じてしまうことがあります。「犬を飼わなきゃ良かった」などという言葉を口にしてしまう人がいるほどです。

家族の一員であるという考えから愛犬を擬人化してしまうと、犬としての本能が満たされず、異常な行動や問題を起こすようになってしまうことがあります。

犬と人、異なる種族が一緒に暮らし、共に幸せに過ごすということは、意外と難しいものです。

それでも縁あって家族になることができた犬と人なのですから、共に幸せになるために必要なことは何であるかを考えながら暮らすべきなのではないでしょうか。

1.愛犬の安全と命を守るためのしつけを行うこと

愛犬と共に幸せになるために必要なことは、愛犬の安全と命を守るためのしつけを行うことです。

  • 待て
  • 戻れ
  • 放せ
  • トイレトレーニング

最低でもこの4つのしつけができていれば、犬も人も共に幸せに暮らすことができます。

「待て」の指示に従うことができなかった犬が車道に飛び出し、交通事故死してしまった例があります。

「戻れ」の指示に従うことができなかった犬が他の犬から攻撃を受け、大怪我を負った例や死亡した例があります。

「放せ」の指示に従うことができなかった犬が毒物を誤飲し、苦しみもがいた末に亡くなってしまった例があります。

トイレトレーニングができていない犬はどうでしょうか。高熱が出た日も、大雨の日も、猛暑の日も、排泄のために外に出なければなりません。愛犬が高齢になるほど大変さは増します。

愛犬と共に幸せになるためにはどんなしつけが必要なのか、必要最低限のしつけはもちろん、犬との暮らしの中で(これが必要だ!)と思うことがあれば、徹底して行うべきだと思います。

2.犬の行動の意味を理解すること

愛犬と共に幸せになるために必要なことは、犬の行動の意味を理解することです。

犬は言葉を話しません。飼い主に何か伝えたいことがある時は行動で示します。人には理解されない行動をすることもあります。

愛犬の異常な行動に頭を悩ませる飼い主は多いものですが、その行動の意味を理解しようとしていないことが原因であることがほとんどです。

犬の本能としての行動である場合もあります。怪我や病気などの体の異常を伝えるための行動である場合もあります。

「どうしてそんなことをするの!?」と、叱ったり怒鳴ったりするのではなく、その行動の意味を理解し、共に幸せになるための解決策を考えるべきなのではないでしょうか。

3.犬の本能的欲求を満たしてあげること

愛犬と共に幸せになるために必要なことは、犬の本能的欲求を満たしてあげることです。

  • お散歩中、ニオイを嗅いで回ること
  • 常に飼い主や家族と一緒に過ごすこと
  • 動く物を追いかけ回すこと
  • 飼い主や家族以外の人や犬に吠えること

これらは犬の本能的な行動の一部です。

ニオイを嗅いでばかりで歩こうとしない愛犬を叱っていませんか?汚いからという理由でニオイを嗅ぐことを過剰に制限していませんか?

犬は群れで生活する動物です。どこへ行くにも何をするにも群れの仲間と一緒です。それが犬の本能であるため、飼い主や家族と離れることに不安や恐怖を感じることがあります。

しかし、人と暮らすからにはお留守番が必須です。犬が安全に安心して快適なお留守番ができる環境を与えてあげなければなりません。室内でトイレができるようしつけることも快適な環境を与えることのひとつです。

狩猟本能によって動く物を追いかけ回すことがあります。「待て」「戻れ」などの指示で追いかけ回すことがやめられるよう、しつけなければなりません。

縄張り意識から他人や他犬を激しく吠えて威嚇することがあります。吠えるなと叱られることは犬にとってストレスです。

叱ることや怒鳴ることで本能を抑えつけようとするのではなく、吠えなくても済むようにしつけをすることも共に幸せになるために必要なことです。

まとめ

愛犬と共に幸せになるために必要なことを3つ解説しました。

  • 愛犬の安全と命を守るためのしつけを行うこと
  • 犬の行動の意味を理解すること
  • 犬の本能的欲求を満たしてあげること

犬を犬として認め、尊重してあげることが、共に幸せになるための第一歩だと思います。

愛犬を最優先に考えてあげなければならない場面は意外と多いものですが、あなた自身のことはもちろん、家族や周りにいる人々の幸せも考えて行動することができれば、犬も人も幸せであり続けられるのではないでしょうか。

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