劇団EXILE・櫻井佑樹&超特急・髙松アロハが「4月の東京は…」イベントで“バックハグ”“あごクイ”胸キュンシーンを実演!

MBSほかで6月15日にスタートするドラマシャワー「4月の東京は…」(木曜深夜1:29)のトークイベントが行われ、ダブル主演を務める櫻井佑樹(劇団EXILE)と髙松アロハ(超特急)が登壇した。

「4月の東京は…」の原作は、シリーズ累計30万部突破したハル氏による人気BL漫画。「ドラマシャワー」枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクの2023年度コラボレーション企画第1弾となる。

10年ぶりにアメリカから帰国した滝沢和真(櫻井)は、新入社員として入社した広告代理店で、中学時代の親友であり“初めての相手”である石原蓮(髙松)と再会する。思いがけない展開に盛り上がる和真だが、蓮はなぜかそっけない態度で中学時代の話題を避けようとする。そんな中、2人は再び関係を持ってしまい…。互いに初恋の相手、そして初めての相手でありながらも、10年前に起きたある出来事がきっかけで引き裂かれてしまった和真と蓮が、再び心を通わせるまでを描く。

大阪梅田・茶屋町一帯で2日間にわたって開催された、関西最大級の推しイベント「ちゃやまち推しフェスティバル!」にて行われた「4月の東京は…」トークイベント。放送前にも関わらず大勢のファンが来場し、登壇した櫻井と髙松は、割れんばかりの拍手と歓声で迎えられた。

櫻井は「皆さんこんにちは!! 滝沢和真役の櫻井佑樹です。本日はお集まりいただきありがとうございます。とうとう放送ということで、僕らもですが皆さんも楽しみにしてくれていると思います。短い時間ではあるのですが、今日は共に楽しんで、夜いっぱい眠りましょう!」と独特の言い回しで元気いっぱいにあいさつ。髙松も「石原蓮を演じさせていただきました、髙松アロハです。大阪出身だよ!って人! 都内から来たよって人は?」と呼びかけつつ、「今日は最高の時間を過ごしましょう」と早速会場を盛り上げる。

それぞれが演じた役柄について聞かれると、いちずに初恋の相手を想う和真を演じた櫻井は、「和真はとにかく真っすぐな人間です。物語が進んでいくにつれて蓮と離れ離れになったりと悲しいシーンも多いんですが、蓮とうまくいっている時はすごく幸せなかわいらしい和真が見られたり、喜怒哀楽、心情が動くシーンが多いです。原作や脚本を読ませていただいてまず思ったのは、自分と似てるなということ。こういうこと言うな、こんなしぐさするだろうなと思うシーンがたくさんあったので、最初から和真が大好きで、やりやすいなと思っていました。皆さんにも早くその姿をお見せしたいです」と語り、「(自分と似ている部分は)真っすぐな人間だと自分では思っているので…あとは、テンションが上がったり楽しくなっちゃった時にうまくいかなくなることが多いんです。和真も、蓮と幸せに過ごしてうまくいっている時に、ころっと不幸というか、悲しい気持ちになるシーンがあるので、僕もそういうことあるなと」と役との共通点を明かした。隣で聞いていた髙松も「まあありますね(笑)。普段はしっかりしているけど、ちょっと気が抜けるとお調子者になっちゃったり(笑)」と笑いながらコメントした。

続いて髙松も自身が演じた蓮について「蓮という役は、若者言葉でいうと“しごでき”、仕事ができる人です。でも和真と2人っきりの時は甘々でギャップがすごいです。そこを特に意識しました。2人の空間を大事にして、本当に恋人同士のような空間をイメージしてつくっていきました。ぜひ映像を見ていただきたいです」とこだわりと自信をのぞかせた。

ドラマではどんな和真と蓮が見られるのか期待が膨らむ中、先日解禁された予告編を会場でも上映! 映像を見終わると「キュンキュンしちゃいますね~~~!!」(髙松)、「キュンキュンするわ~!」(櫻井)と大盛り上がり。予告編の後半に差し込まれている切なげな表情でのバックハグについて、「けっこう悲しいシーンなんですよ。きっと皆さんもあの場面にいたら動き出してバックハグしちゃうような、そんなシーンです。一つ言えるのは、蓮の背中はあったかかったです」と櫻井が裏話を交えて紹介すると、会場からは大きな拍手が。髙松が「何を感じてるん?(笑)」とツッコみつつ「最初は照れくさい感じもあったんですが、撮影を重ねるごとに慣れていきましたね」と続けると、「僕は最初からいけました」と櫻井が決め顔でかぶせた。

花火を見上げるシーンでの髙松の横顔の美しさについて触れられると、髙松は「ありがとうございます。シーン一つ一つを美しく撮っているのがこだわりです。そのうちの一つが花火のシーンなんですが、前後のシーンにもたくさん美しいシーンが入っていて見どころですので、注目して見てもらえたらなと思います」とアピールした。

撮影時のエピソードでは、髙松が「僕たち2人ともサウナが好きなので、サウナの話はしました。ほかに何かあったっけな…」と考えていると、櫻井が「なんか、小学校の頃から一緒にいるんじゃないかと思うくらいの距離感になれたので、何を話したのか覚えてないんです。それくらい一緒にいるのが自然すぎて、話題振ろうっていうのもなくて…」と話し、相性の良さを伺わせた。今作が実質的な初共演ではあるものの、「実は別の作品で一緒だったんですが、その時はお互いにその現場にいたことを知らなくて。この現場で会って『え、いたの?』となりました」(髙松)と、ドラマさながらの“運命の再会”エピソードも飛び出した。

続いて、予告編からも見て取れるとおり切ない胸キュンシーンが盛りだくさんの本作にちなみ、「胸キュンセリフ対決」と題したコーナーに2人が挑戦! お題として出されたシチュエーションとポーズを、自身が考えた胸キュンセリフとともに互いに実演し、配信の視聴者による投票で勝者が決定、負けた方には罰ゲームが待っているという対決だ。じゃんけんで順番を決めることになり、櫻井が「最初はパー!」とズルをし、じゃんけんに勝つものの、MCから「勝った方が先攻です!」と告げられ「え~~聞いてない!」と予想外の展開にたじろぐ櫻井に、会場からは大爆笑が起きた。

先攻の櫻井に言い渡されたお題は「家に帰るとパートナーが仕事でミスをしたらしく落ち込んでいる様子…そんな時に励ます一言をバックハグをしながら」というもの。予告編にも登場しているバックハグの再現になるということで、会場も色めき立つ。準備ができた櫻井が「大丈夫。人間誰でも失敗するよ。元気出して」と髙松にバックハグ。ハグだけでなく頭をなでるしぐさも追加し、観客からは絶句にも似た歓声が漏れ、髙松も目線を落として照れまくる。そんな髙松に「かわいいね」と声をかけ余裕の表情の櫻井。どんな思いを込めてこのセリフに?と聞かれ、「どんな思いを…?」と戸惑いながらも「失敗したことある人~?」と会場にも聞きながら「誰でも失敗しますよね。そう思ってそういうセリフにしました」と解説。感想を聞かれた髙松も「キュンとしましたね~。あったかかったです。(予告のシーンも)もしかして僕の背中があったかかったんじゃなくて自分自身がそうだったんじゃないの?(笑)」と照れながらコメント。

後攻の髙松へは「気になる人が他の同僚と楽しそうに話している! それを見てヤキモチを焼いた時の一言を“あごクイ”しながら」というシチュエーション。お題が出された時点で歓声が上がるほど会場の期待が高まる中、髙松が「すみません、あごクイってなんですか…? 僕知らないな…」とまさかの質問。「あごクイってなに? どうやるの?」と会場にやり方を教えてもらう一幕が。“あごクイ”を把握し「恥ずかしいなこれ…」と言いながらも「頑張るよ! 俺頑張るから!!」と気合を入れる髙松。だが、お題がつかみきれなかったのか「あれ? ん? 俺がヤキモチ焼いてるんだよね?」と何度も確認。どうにか準備し披露されたのは、「和真、なんで他の子と話してるの? なんで俺のこと見てくれないの? そんなにみんなのことが好き? ねえ、(あごクイしながら)一緒に帰ってさ、一緒にお風呂入ろう?」というなんとも誘惑的なセリフ。会場から沸き上がった大歓声を聞いた髙松は「よっしゃーー!!!」とガッツポーズ。セリフをささやかれた櫻井も固まってしまうほどの“キュン”に「これはキタんじゃないですか?」と手応え十分の様子だ。「自分のものにしたいっていう嫉妬ですよね。僕だけを見てほしい、一緒に何かしたいっていうことで、このセリフになりました」と振り返った。櫻井も「よかったよ。まじでよかった…」とつぶやき、観客にも「いいでしょーー!」と叫んだ。

さらに、配信視聴者による勝敗を決める投票を待つ中、「普段バックハグするの?」と聞く髙松に「蓮にしかしないよ」と櫻井が返し、会場は再び大盛り上がり。「これは(櫻井への投票が)増えちゃうわ!」と対抗心を燃やした髙松が「配信を見てるみんな、お前のことが好きだ!」と、負けじとアピール。「いやいやそれはズルいよ!」と、櫻井も配信視聴者へ向けて「大好きだよ」と決めるが、そこに髙松がカットイン、「さっきやったじゃん。2回目だもん、ダメだよ」とすね、会場の笑いを誘った。

Twitter上で行われた投票の結果は、髙松の勝利! 「やっぱりあごクイが効いたな」(髙松)、「時代はあごクイか…」(櫻井)と想像以上に集まった投票に反応する2人。負けてしまった櫻井に課せられたのは「髙松の好きなところを、会場中に聞こえるよう大きな声で発表する」という罰ゲーム! しかも、マイクなしで、という少々恥ずかしい罰ゲームだが、櫻井は意を決して「蓮のフェースラインが好きだ~!」と叫んだ。櫻井が手を添えて隣にいる髙松のフェースラインを会場に見せると、会場からも悲鳴が上がった。さらに櫻井の「俺のも聞いてみたいな~」というリクエストで勝者の髙松も叫ぶことに。「和真のクリクリなおめめが好きだ~!」と叫び、「僕と真逆なんですよ」と理由とともに好きなところを披露。会場からも「かわいい~」と声が飛び、ドラマ本編に負けないくらいの“胸キュン”を届けた。

最後に、ドラマを楽しみにしているファンに向けてメッセージをおくった2人。髙松は、「放送まで1週間を切りました。僕は主演を務めるのが初めてで、石原蓮という役が皆さまに好まれるよう頑張って演じました。石原蓮と、『4月の東京は…』、そして滝沢和真を好きになってもらえたらと思います。よろしくお願いします」と真摯(しんし)にコメント。

櫻井も「本日はありがとうございました! 今見ていただいたとおり、蓮と和真でラブラブ楽しく撮影してきました。原作ファンの皆さんも、原作を知らない方も最後まで楽しめる作品になっていると思います。蓮、スタッフさん、たくさんの人でこの作品を作り上げました。たくさんの方に愛してもらえるような作品になれるよう願っていますので、ぜひとも楽しみに待っていてください!」と締めくくると、2人は会場の通路におり、観客のすぐそばを通りながら退場。最後は仲良く手をつないで“ラブラブっぷり”をアピールしながら会場を後にした。

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