搬送中のストレッチャーから転落した80代女性 その後死亡していたことが判明 広島・三次市

広島県三次市で、、救急隊員の搬送中にストレッチャーから転落して頭をけがした女性が死亡していたことがわかりました。

三次市で2023年4月、慢性心不全の80代の女性が転院する際に、ストレッチャーから転落して頭に大けがを負いました。

救急隊員3人が、横向きだった女性の重心の位置を確認せずに持ち上げたことで、転落した可能性があるということです。

備北地区消防本部によりますと、女性は手術して入院していましたが、7日に死亡したということです。死因は明らかになっていません。

備北地区消防本部の谷川真澄消防長は「再発防止、安全管理の徹底に職員一丸となって取り組む」としています。

この事故を巡っては警察が業務上過失傷害の疑いで捜査を続けています。

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