東京湾アクアラインに時間帯に応じた変動料金制を今夏にも試験導入するため、国土交通省や千葉県が調整に入ったことが13日、分かった。混雑する日中は料金を引き上げる一方、深夜は引き下げ、通行量の分散につなげる。行楽客などで通行量が増える時期に試験導入し、効果を見定めて本格導入の是非を検討する。
アクアラインの通行料金は、自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車の場合、800円。試験導入では、時間帯に応じ数百円上下させることを検討している。
変動料金制は、2021年の東京五輪・パラリンピックの交通混雑対策として首都高速道路で導入した実績がある。