大江戸温泉と湯快が統合へ 来春にも、施設は継続

 温泉旅館などを運営する大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(東京)と同業の湯快リゾート(京都市)が経営統合することが13日、分かった。2024年春にも持ち株会社を設立し、両社が傘下に入る。それぞれが運営する施設は継続する。統合で業務効率化を進め、人手不足の解消も図る。

 持ち株会社の社名は「GENSEN(ゲンセン)ホールディングス」で、両社の親会社が出資する。

 大江戸温泉物語は全国で温泉旅館やホテルなど39施設を運営。22年に米投資ファンドのローン・スターグループに売却された。

 湯快リゾートは北陸や関西など西日本を中心に30の温泉旅館やホテルを運営。23年にローン・スターが出資していた。

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