野球を通じた地域活性化を目指す群馬県桐生市の「球都桐生プロジェクト」スペシャルアドバイザーに、群馬県出身で元プロ野球選手の斎藤佑樹さん(35)が13日、就任した。斎藤さんは市内で記者会見し「野球を通して、子供たちに社会の力になれるという思いを持ってほしい」と熱く語った。
プロジェクトは昨年発足。市内の5高校が春や夏の甲子園大会に出場経験があることなどから、野球が盛んな町として「球都桐生」とアピールしている。斎藤さんは事業への助言、提案を担い、イベントにも参加する。
斎藤さんは「子供たちのために球場を造りたいという夢がある。市の目指す、野球を通した町づくりは素晴らしい」と述べた。