「複数人でフルボッコにして金を要求した」16歳の少年に殴る蹴るの暴行などの疑いで少年や男など6人逮捕 広島

少年(16)を車に監禁して連れまわし、殴る蹴るの暴行を加えて、けがをさせたなどの疑いで16歳の少年から21歳の男までの6人が逮捕されました。

監禁・傷害・恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、東広島市や広島市に住む16歳と17歳の少年2人と、20歳と21歳の男4人です。

警察によりますと、6人は、先月14日午後10時ごろから4時間にわたり、東広島市西条町御園宇の飲食店の駐車場で被害者の少年(16)を取り囲んで乗用車に乗せ、複数の公園に連れていくなど監禁し、途中で立ち寄った東広島市鏡山の公園で少年(16)の顔や腹などを殴る蹴るの暴行を加えたあと、さらに別の公園でも少年(16)を取り囲んで殴る蹴るの暴行を加えて複数の肋骨の骨折など全治8週間のけがを負わせるなどした疑いが持たれています。

さらに別の公園では、少年(16)に対して「お前の血で服が汚れたけえ、金払え」「払わんかったら殺す」などと言い、現金23万円を脅し取ろうとした疑いが持たれています。

6人はそれぞれ、「複数人でフルボッコにし、金を要求したことは間違いない」「メンバーがやったことはあっているが、オレはやっていない」などと供述していて、3人が容疑を認め、残りの3人は一部否認しているということです。

容疑者と少年(16)は知人だということで、警察が詳しい事件の経緯を調べています。

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