石原良純、「感染症にかかってもたいしたことない」全国で猛威のインフルエンザめぐる発言に批判続出

写真はイメージです。本文とは関係ありません

6月12日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、タレントの石原良純(61)がコメンテーターとして出演。全国で急増しているインフルエンザについて持論を語った。

番組では、全国でインフルエンザが猛威をふるっていると紹介。昨年4月~5月にかけての感染者数がゼロだったのに対し、全国に5000カ所ある医療機関のインフルエンザ定点報告によると、今年5月29日~5月4日までに感染が報告されたのは7483人。前年の同じ時期と比較し、約3740倍も激増しているという。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長によると、「マスク生活が続き免疫が低下してしまった」ことが関係しているのではないかとのことで、インフルエンザ以外の感染症も増加傾向にあるという。

こうしたニュースに対し、良純は「そもそもなんですけど、感染症というのは人間が生きてるうちではかかるもんじゃないかなんて僕は思っているんですね」と切り出し、「かかったとしても大きなことにならない。そうやって人間は生きていくから、僕はインフルエンザになったことをあんまり騒ぐ(のは)ね……」と、ニュースにすることでもないと指摘。

また、インフルエンザに対してはタミフルなどの治療薬もあることから、「そういう中、で過剰に完全にウイルスをシャットアウトして生きていく必要性ってあるのかなあ?ていう気がするんですが」と疑問を呈した。

伊藤院長が「そういう考えも正しいと思う」としたうえで、「小さいお子さんがかかったときに、インフルエンザ脳症になってしまうと後遺症としてかなり人生が変わってしまうことを心配される親御さんもいるのも確か」と話したが、良純は「玉川さんは絶対(ウイルスを)入れないようにというチョイスをされるでしょうが、僕はもう普通に暮らせばいいんじゃないの?って思っちゃってるんですよ」と主張。

続けて、ここ数ヶ月の感染者数増加に「人の流れが大きくなったこと(が関係しているの)は間違いない」「でも人はそうやって動いて生きているし、それが世界単位で動く中で、東南アジアではインフルエンザってずっとあるわけですよね。日本ではインフルエンザって日本のものだと思われてるけどって、僕は解釈してる」と話し、「そうなると致し方ないのかなって。ならないようにもちろん免疫力を高めようって話になるけど……」と、季節外れのインフルエンザの流行で騒ぎ立てることに納得がいかないそぶりを見せていた。

どの感染症でも言えることだが、単なる風邪であっても高齢者や幼児、免疫力が低下していると重大な後遺症が残ったり、場合によっては死に至ったりするケースがあるため、一概に感染症に感染しても大丈夫とは言い切れない。

そのため、ネット上からは「良純はコロナ後遺症がないことを前提として発言している。。。やはりコイツはバカなんだなぁと改めて思った」「薬で治るから感染症はかかってもしょうがないとTVでコメントする良純さん。あなたはいいかもしれないけど、子ども、妊婦、高齢者、基礎疾患がある人を守るためにという考えがないのは自己中心的なお坊ちゃんの典型」「石原良純は、コロナ後遺症にならなかったからコロナ考えないでいいて言えるだよなあ」との声が集まっていた。

© 株式会社ID Cruise