ビートルートのジュースに心臓発作のリスクを減らす効果があることが英国での研究でわかってきた。ステントを使用した狭心病の患者にこのジュースを毎日70ml、6カ月間に渡り与えてみると、心臓発作やその他の合併症の危険が半分に低下する結果となった。
赤紫のビートルートジュースには血管の拡張を助け、血流を良くする硝酸塩が含まれているそうで、ロンドン大学クイーン・メアリー校のクリシュナラジ・ラソッド医師はこう話す。
「我々の患者は、完全に天然由来であり、重大な副作用がないという理由でこの治療法を気に入っていました」「ここから更に次のステージへの試験を重ね、医師らがステントを長持ちさせるためにビートルートジュースを処方できる日が来ることを願っています」
英国では狭心症の患者数が現在130万人を上回り、その多くが動脈を開いた状態に保つステントを使用するも、破損しやすいことがわかっている。
(BANG Media International/よろず~ニュース)