このところ多くの若手選手を生み出してきたボルシア・ドルトムント。毎年のようにビッグクラブへとタレントを送り出している。
今回はそのボルシア・ドルトムントが売った「最高額の選手TOP5」をご紹介する。
5位:ピエール・エメリク・オーバメヤング
移籍先:アーセナル
国籍:ガボン
売却した額:6375万ユーロ(およそ96.06億円)
現所属:チェルシー
5位となったのは2017-18シーズンの途中にアーセナルへと移籍したオーバメヤングだった。冬であったこともあって取引は難しいものとなったが、最終的には5600万ポンドという移籍金で合意に。これはドルトムントにとって当時の最高額記録であった。
そしてイングランド・プレミアリーグで活躍した後にバルセロナへと移籍したが、それからはなかなか本領発揮と行かず。今季はチェルシーでほぼ戦力外になってしまった。
4位:クリスティアン・プリシッチ
移籍先:チェルシー
国籍:アメリカ
売却した額:6400万ユーロ(およそ96.44億円)
現所属:チェルシー
そして4位になったのはオーバメヤングの1年後にチェルシーへと売られることになったアメリカ代表のクリスティアン・プリシッチだった。
2019年1月に取引が合意され、半年間ローンでドルトムントに残ったあとにイングランドへ。チェルシーでの彼は決して失敗したとも言えないが、エデン・アザールの後継者としては期待ほどのプレーができていないとも評価されている。
3位:ジェイドン・サンチョ
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
国籍:イングランド
売却した額:8500万ユーロ(およそ128.08億円)
現所属:マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・シティから獲得したジェイドン・サンチョは、ボルシア・ドルトムントで鮮烈なプレーを見せて大ブレイク。そして2021-22シーズンの開幕に合わせてマンチェスター・ユナイテッドへと移籍していった。
その際には7300万ポンド+ボーナスという凄まじい額が動いたものの、イングランドへ戻ったサンチョはなかなかプレミアリーグにフィットせず。期待ほどの活躍ができていない2年間を過ごしたが、やや復調の兆しも見せている。
2位:ジュード・ベリンガム
移籍先:レアル・マドリー
国籍:イングランド
売却した額:1億300万ユーロ(およそ155.2億円)
そして今夏の移籍で新たにランクインしてきたジュード・ベリンガム。マーケットのスタートを待たずにレアル・マドリーへの移籍が合意に達し、その取引額は1億ユーロを超えるものになった。
トニ・クロースやルカ・モドリッチらが高齢化しているなか、カマヴィンガやチュアメニ、バルベルデらとどのようなコンビを組むのか注目されている。
1位:ウスマヌ・デンベレ
移籍先:バルセロナ
国籍:フランス
売却した額:1億3500万ユーロ(およそ203.42億円)
現所属:バルセロナ
そしてダントツのトップだったのは2017年にバルセロナへ移籍したウスマヌ・デンベレだ。ネイマールをパリ・サンジェルマンに売ったことで得た移籍金を、バルセロナはフィリペ・コウチーニョと彼のために使った。
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ドイツでは一貫性ある活躍を見せていたデンベレであるが、リーガ移籍後はとにかく怪我に悩まされた。半分以上の試合を欠場する状況にあったが、ようやくチャビ・エルナンデス監督の就任から復活の兆しを見せている。
ちなみに、アーリング・ハーランドは6000万ユーロの6位となっている。