松山英樹はLIVと和解のPGAツアー専念に「後悔は全くない」

松山英樹はPGAツアー専念の道に後悔はない(撮影/中野義昌)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(13日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

松山英樹が13日、主戦場のPGAツアーと対立していたLIVゴルフとの和解について見解を述べた。6日に合意を発表した両団体の今後の動向に「分かんないですね。どうなるかの答えが出るのは5年後、10年後じゃないですかね」と心境を吐露。昨年LIVからのオファーを断り、PGAツアーに専念したことへの後悔は「全くないです」と言い切った。

サウジアラビア政府系資金をバックに新設されたLIVは昨年6月に開幕。選手の引き抜きを受けたPGAツアーは移籍したツアーメンバーに出場停止処分を下すなど対立が続いていた。

松山にも一昨年から移籍の勧誘があり、昨年7月「全英オープン」の前には「興味がないわけではない」と態度を保留していたが、同8月末に移籍を否定。「移籍のタイミングが今だとは思えない。PGAツアーに専念したい。自分のやりたいことがまだPGAツアーに多く残っている」と話して残留した。(カリフォルニア州ロサンゼルス/石井操)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン