日テレ・東京ヴェルディベレーザのFW藤野あおばが、W杯へ向けての意気込みを語った。
【写真】会見に臨み、日本国旗や意気込みの色紙を手にする藤野、植木、田中
日本サッカー協会(JFA)は13日、来月に迫るオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー23名を発表。WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザからは、GK田中桃子、FW植木理子、FW藤野あおばが選出された。
メンバー発表後、3選手は高円宮記念JFA夢フィールドにて会見を実施。意気込みを語った。
19歳の藤野は、2011年ドイツ大会で優勝したなでしこジャパンに影響を受け、サッカーを始めた。憧れの舞台へ向けては「初めてのワールドカップなので実感が湧き辛いですが、2011年のワールドカップ(優勝)に影響を受けてサッカーを始めた1人として、最高の舞台を目指せることは嬉しいです」と語り、「自分の持っているものをすべて出し尽くせるように、それがチームにとってプラスになるように、精一杯やっていきたいと思います」と、想いを続けた。
力強いドリブルとパンチ力のあるシュートを武器に、今季のWEリーグでは一時得点ランキングの単独トップに躍り出るなど、11ゴールを記録。池田太監督に率いられた2022年U-20W杯では準優勝にとどまったが、悔しさを糧に結果へもこだわる姿勢を見せた。
「U-20のワールドカップではあと1歩チャンピオンに届かなかったので、その1歩の差がどれだけすごいことなのかを肌で実感しました」
「世界一に立つためにどれほど多くの方の支えがあるかも身に染みて感じましたし、結果に結び付かなければそこまでの努力は物足りなさが残ってしまうので、ゴールへの推進力、ゴールを奪うことでチームに貢献できればと思います」