【梅雨時期の傘デビュー!】おすすめの子ども用傘5選。年齢別の選ぶポイントも詳しく紹介

雨が多くなる梅雨時期は、子どもの傘デビューにぴったり。

「そろそろ自分で傘を持たせてみようかな」と考えるご家庭は、今こそチャンスです!

傘デビュー用の傘を選ぶポイントは、持ちやすいこと・安全性に配慮されていること。

子どもにぴったりな傘を選んであげれば、雨のお出掛けも楽しくなりますよ。

この記事では、子どもの傘デビューのタイミングや傘を選ぶポイント、さらにはおすすめの子ども用傘をご紹介します。

子どもの傘デビューはいつ頃?

好奇心旺盛な子どもは、傘にも興味津々です。

「傘を持ちたい!」「自分の傘が欲しい!」と言われたときに気になるのが、「いつから傘を持たせたらよいか」ということ。

子ども用の傘は、何歳から使えるのでしょうか?

3歳頃が一般的

子ども用の傘の多くは、3歳以上を対象としています。

そのため多くのご家庭では、3歳くらいから傘の練習を始めるケースが多いようです。

傘を使うには、「柄をしっかり握れる握力があること」「傘をさしてバランスよく歩けること」が必要となります。

物を上手く握れない・歩けない子どもに傘を持たせるのは、大変危険です。

また傘は、持ち方を間違えると凶器にもなり得ます。危険な行為をしたときに「すぐ止めてくれること」「ダメ! を理解してくれること」も非常に重要です。

上手に持てるようになるのは4歳以上

子どもが傘を雨避けとして使えるようになるのは、4歳くらいからといわれます。

傘デビューしたての子どもは、「ただ傘を持つだけ」になりがちです。

傘をさしても雨を避けられず、ずぶ濡れになることも多いでしょう。

体が濡れないように上手に傘を持てるようになるのは、子どもの注意力や体力がもっとアップしてから。

傘デビューをしてもしばらくは、レインコートと長靴を必ず用意してくださいね。

子ども用の傘を選ぶポイントは?

子ども用の傘を選ぶポイントは、「身長」「安全性」です。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

体の大きさに合ったサイズを選ぶ

傘のサイズは、持つ人の身長に合わせて設定されています。

傘を選ぶときは、子どもの身長にマッチするサイズを探してください。

傘のサイズの「○センチ」という表示は、傘の骨の長さのこと。

傘の中心から放射線状に伸びる骨(親骨)の長さを示しています。

「傘の端から端までの長さ」ではないので、注意してくださいね。

身長ごとにおすすめの傘のサイズは、以下を確認してください。

35~40cm:身長80~100cm(3~4歳)

45cm:身長90~105cm(4~5歳)

50cm:身長105~120cm(5~6歳)

55cm:身長120~140cm(小学校中学年以上)

58cm:身長130~145cm(小学校高学年以上)

子どもの傘デビューにおすすめなのは、最小サイズの35〜40cmくらいです。

子ども用の傘は「丸み」が重要

傘の先や露先(親骨の先端)が尖っていると、大怪我につながります。

尖った部分がプラスチックなどで覆われているものを選びましょう。

もちろん、子どもに傘を持たせるときに「人に向けないこと」「振り回さないこと」を教えることも必須です。

重さ&丈夫さにもこだわって

小さな子どもの傘は、軽量さも重要。

傘の素材にも注目して、気軽に持てるかどうかをチェックしてください。

おすすめは、グラスファイバー製やアルミ製です。

どちらも軽量かつ耐久性が高いため、傘デビューの子どもにも持たせやすい素材といえます。

小さい子どもには「手動開閉式」がおすすめ

子ども用の傘にはワンタッチで開閉する「ジャンプ式」と、手で開閉する「手動開閉式」があります。

小さな子どもにおすすめなのは、手動開閉式です。

ジャンプ式は勢いがありすぎて、他の人に当ててしまう恐れがあります。

力の弱い子どもなら手を離してしまうことも考えられ、小さな子ども向きとはいえません。

子どもが傘に慣れるまでは、手動開閉式で傘をゆっくり開け閉めするのがおすすめです。

マジックテープ式の留め具なら扱いやすい

留め具がマジックテープ式なら、子どもでも傘をまとめやすくなります。

大人がいちいち手を出さなくても、自分で傘を管理できるようになるでしょう。

個人差はありますが、指先を使って細かい作業ができるようになるのは年中から年長さんくらいです。

保育園や幼稚園に入りたての子どもは、マジックテープ式から練習を始めてみてはいかがでしょうか。

梅雨を楽しく! おすすめの子ども用傘

大人も子どもも、お気に入りの傘があるとうれしいものです。

子どもの好みにぴったりな傘を見つけてあげましょう。

梅雨が楽しくなる、おすすめの子ども用傘をご紹介します。

キッズ雨晴兼用雨傘【黄色い野原】

画像提供:LINE DROPS(株式会社小川)

ぱっと晴れやかな小花柄は、どんよりしがちな梅雨の気分を盛り上げてくれること間違いなし。

上品なデザインは、シックなデザインを好むご家庭にもおすすめできます。

傘の生地には撥水加工が施されている上、UVカット率は90%以上と高めです(透明窓を除く)。

雨晴兼用で使えるため、梅雨時期から紫外線の強くなる時期まで使えますね。

木製の柄が採用されていたり宝石型の飾りボタンが付いていたりなど、細かい部分にまでおしゃれな配慮が見られます。

サイズは40cmからそろっているので、年齢に合わせて選びやすいのもうれしいポイントです。

アンブレラ ポップレインボー

画像提供:知育玩具 クレオのもり(株式会社モーカルインターナショナル)

フランスの玩具メーカー「DJECO(ジェコ)」のおしゃれなビニール傘。

サイズは49cmとやや大きめのため、4歳くらいからの使用がおすすめです。

デザインのポイントは、ドーム型の形状とポップなイラスト!

よくある子ども用傘とは一線を画すデザインは、周囲に埋もれにくいのが魅力です。

子どもは自分の傘を見つけやすい上、大人は傘をさした子どもがどこにいるか、一目で分かります!

指を挟みにくい安心設計が採用されており、子どもが自分で傘を開閉しやすい仕様です。

アシメストライプアンブレラ

画像提供:minau(株式会社ユアーズアーミーワールド)

キャラクターものが苦手なご家庭におすすめなのが、スタイリッシュなアシンメトリーストライプの子ども用傘です。

ブルー・ブラック・ブラウンの3色がそろっており、コーディネートをおしゃれに格上げしてくれます。

シックなデザインではありますが、安全ストッパーが付いていたり端が丸く補強されていたりと、安全面への配慮もしっかりあります。

角丸の面ファスナー・お名前タグなども付いており、幼稚園や保育園でも使いやすいデザインです。

骨の一部にはグラスファイバーが使われており、軽量&高耐久性なのもうれしいポイント。

キッズキャラクター 耳付き傘

画像提供:Vanity Syudio(株式会社リミックス)

雨の日のお出掛けが楽しくなる、人気キャラクターをモチーフとした傘です。

耳付きで目立ちやすく、後ろ姿もかわいいのがうれしいですね。

傘は一部が透明になっている上、先端部分は丸く加工してあります。

手を挟みにくい工夫もあって、小さな子どもにも持たせやすいでしょう。

いろいろなキャラクターがあるので、子どもの好みで選んであげてください!

Vanity Syudioではキャラクターの耳付き傘以外にもいろいろな種類の耳付き傘を取り扱っていますので、好みに合わせて選んでみてくださいね。

画像提供:Vanity Syudio(株式会社リミックス)

子ども傘 40cm パウパトレスキュー

画像提供:カラフルボックス(クラスフィル株式会社)

子どもたちが大好きな「パウパトロール」の窓付き傘です。

軽量なグラスファイバー製なので、力の弱い子どもでも負担なく持てます。

傘の前面は透明窓になっており、視界が遮られる心配がありません。

透明窓には反射テープも付いていて、視界の悪い雨の日でも車に注意を促せます。

手動式・面ファスナーの留め具付きな上、尖った部分は全てカバー付き。

幼稚園や保育園にも気軽に携行できますよ。

まとめ

子どもの傘は、サイズ感や安全性の確認が必須です。 特に初めての傘は、重さや持ちやすさにも配慮して選んであげましょう。 4歳を過ぎると傘を持つのが上手になりますが、傘は使い方を間違えると危険であることに変わりはありません。 子どもが傘を持つときは、なるべく大人がそばに付くようにしましょう。 子どもが傘を振り回したりするのを見つけたら、すぐに注意することが大切ですし、事前に使い方ややってはいけないことを伝えることも重要です。 近年は使いやすさやデザインにこだわった、すてきな子ども用傘がたくさんあります。 ぜひ、親子でお気に入りを見つけてくださいね! 文/カワサキカオリ

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